チェロを始めて2年半。
最初の頃は
「夜に練習するたびに、音が響きすぎていないかな…」
と不安になることが多くありました。
特に集合住宅や家族がいる環境では、
音量を気にして思うように練習できないという悩みは、
初心者なら誰しも一度は感じるのではないでしょうか。
最近になって、
チェロ用のミュート
「ARTINO PM-02」を実際に使ってみたところ、
音の響き方が大きく変わり、
練習のストレスがぐっと減りました。
今回はその使い心地や感じた効果を、
大人からチェロを始めた私の視点でレビューしていきます。
練習環境に悩んでいる方や、
ミュートの導入を検討している方の参考になれば嬉しいです!
🪈 商品概要・スペック紹介:ARTINO PM-02 チェロ用ミュートとは?
ARTINO(アルティノ)の「PM-02」は、
チェロの駒(ブリッジ)に上から被せて装着するタイプの
サイレンサー(弱音器)です。
✅ 特徴
- 材質:金属製の本体をゴムで覆った構造
- 装着方法:上から駒にかぶせるだけのシンプル設計
- 目的:音量を大幅にカットしつつ、音質や安全性にも配慮された設計
- 価格帯:おおよそ2,000円程度(※2025年6月時点、Amazon参考)
金属のしっかりとした制音性と、ゴムカバーによる柔らかい接触が特徴で、
「できるだけ静かに練習したいけど、音色も多少は感じたい」という人に向いたミュートです。
🎯 なぜこのミュートを買ったのか?
私がこのARTINO PM-02を購入した理由は、
「音をできるだけ小さくして、安心して練習したい」
という思いからでした。
チェロは思っている以上に音量がある楽器なので、
アパートや夜間の練習ではどうしても気を遣います。
これまではミュートなしでなんとかやっていましたが、
「もっと気軽に弾ける環境を整えたい」
と感じていたときに、この商品を見つけました。
いくつかのレビューを見てみると、
- 音がかなり小さくなる
- 金属なのに柔らかくて安全
- 価格が手頃で試しやすい
といった声が多く、
ちょうど自分の求めている条件に合っていたため、
試してみることにしました。
🎻 実際に使ってみた感想と効果
実際に使ってみて、思っていた以上に音量が下がったのが第一印象です。
感覚的には、半分以下の音量になったといってもいいかもしれません。
🔇 音量の変化
- 弾いた瞬間の「鳴り」がグッと抑えられる
- 特に高音域(A線)の響きが柔らかくなる
- 音が遠くに響きにくくなるので、集合住宅でも安心感がある
夜でも気兼ねなく弾けるようになり、「時間を気にせず練習できる」という精神的なメリットも大きいです。
✨ 音質の変化
もちろん、通常の演奏時の響きとは違います。
少しこもったような音になるため、本番の音作りとは分けて考える必要があります。
でもこれはミュート全般にいえることなので、「音量を下げることが目的」と割り切れば問題なしです。
🧼 安定性と安全性
- ミュートがずれることもなく、安定して装着できる
- 金属製だけど外側がゴムで覆われているので、楽器に傷がつく心配が少ない
- 取り外しも簡単なので、練習の合間にサッと切り替えられる
📌 ARTINO PM-02のメリット・デメリットまとめ
✅ メリット
- 音量が大きく下がるので、夜間や集合住宅でも安心して練習できる
- 金属製でしっかりした作りながら、ゴムカバーで楽器に優しい設計
- 装着が簡単で、練習の合間にもすぐ着脱できる
- 小さくて軽いので、ケースに入れて持ち運びやすい
- 価格が2,000円前後と手ごろでコスパが高い
❌ デメリット
- 音質はややこもるため、本番に近い音では練習できない
- ゴム部分にホコリが付きやすく、定期的な掃除が必要
- 見た目に少し無骨な印象を受ける人もいるかもしれない
- 低音(C線やG線)はどうしても響きやすく、A線と比べて音が大きくなりがち
- カラーバリエーションがなく、黒一色のみ
✅ まとめ:ARTINO PM-02は初心者のミュート選びにぴったり!
ARTINO PM-02は、金属ミュートの効果とゴム製の安全性を兼ね備えた、バランスの良いミュートです。
- 音量をしっかり抑えてくれるので、夜間練習や集合住宅でも安心
- 取り外しが簡単で扱いやすく、初めてのミュートにも最適
- ゴムで覆われているため楽器へのダメージも少ない
- 価格も2,000円前後と手頃
一方で、低音が響きやすい点や黒以外の色がないなど、細かいデメリットもありますが、初心者が「とりあえず音を抑えたい」と思ったときに、安心して使える選択肢の一つです。
練習時の音量で悩んでいたり、時間の確保に苦労している方の参考になれば嬉しいです!
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